救急とは急病の患者さまが受診する場所で、一次救急から三次救急にまで分類されています。
三次救急とは、脳卒中、心筋梗塞、重症多発外傷、全身熱傷など、生命に危険が及ぶ重篤な患者に対し、24時間365日体制で高度な救命医療を提供する「最後の砦」です。二次救急とは入院が必要な中等度から重症の患者さまを受け入れる病院です。

世の中の急病とは、必ずしも入院が必要な状態ではなく、軽症の患者さまやどこに受診をしていいのか悩むような症状・状態も多くあります。その患者さまの診察、診断を受け持つのが当院のような一次救急です。もちろん診察、診断の結果入院加療が必要であったり、専門医への受診が必要である病気が見つかることもあります。

入院が必要、または専門医の介入が必要な患者さまに関しては提携の病院へと速やかに紹介させていただきます。
また、診療時間外は診療することが出来ませんので、救急安心センター事業#7119や近隣の救急病院へのお問い合わせをお願いいたします。

救急科専門医について

救急とは命に関わる病気、重症な患者さんがかかる場所というイメージを持った方も少なくないのではと思います。私の育ってきた救命センターはその中でもER型と言われる救急であり、軽症から重症までの様々な患者さまが受診されます。救急科専門医は病状、年齢、重症度などに関わらず全ての患者様の初期診療を担当し、専門家に振り分ける、もしくは自分で治療を行うという職種です。急病の診断科であるというイメージが当てはまるのかと考えます。

突然の激痛や意識消失で「何科に行けばいいかわからない」などの際、頼りになる存在です。頭部から足先までどこの急病であっても診断することを専門としていますので、急性期の症状であれば遠慮なくご相談ください。

ER型救急の特徴

当院では、以下を大切にしています。

まずは危険な病気を見逃さないこと

その症状が「様子を見て良いものか」「すぐに検査や治療が必要か」を判断します。

適切な専門科へつなぐこと

専門的な治療が必要な場合は、適切な専門医・医療機関へ振り分けます。

当院は脳神経外科も併設しており、頭痛・めまい・しびれ・意識の変化などの症状については、脳の病気を念頭に置いた評価も行います。

入院が必要な場合は速やかに病院へ

診察の結果、入院や高度な検査・治療が必要と判断した患者さんについては、提携している病院へ速やかにご紹介します。
「まず当院で初期診療を行い、必要な方には適切な医療機関へつなぐ」ことで、患者さんにとっての安心と安全を最優先に考えています。

こんなときはご相談ください

「救急車を呼ぶほどではない気がする」「でも不安がある」――そんなときこそ、早めの受診が役に立つことがあります。

  • 急な頭痛、めまい、吐き気
  • 意識がぼんやりする、ふらつく
  • しびれ、力が入りにくい、ろれつが回らない
  • 怪我、打撲、出血
  • 高熱や強い腹痛など、急な体調悪化

症状の背景には、思わぬ病気が隠れていることもあります。
当院の救急科は、「まずは診て、危険を見極め、必要ならつなぐ」ことを役割としています。気になる症状があれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。